遊生会について

遊生会は、平成17年に燕市（旧吉田町）の住宅街の一角に開設した高齢者グループホームからスタートしました。「名は体を表す」と言いますが、なんとなくお堅いイメージのある福祉業界にあって、少しも堅苦しくなく個性的で親しみやすい法人名は、初代理事長が命名したものです。

この名称には、趣味が豊富で特に自然の中での遊びを好んだ初代理事長の「介護が必要になっても不自由で退屈な日々を送るのではなく、ご利用者様にはいつまでも楽しく遊んで暮らして欲しい（自らもそうありたい）」との想いが込められています。また、仕事のみに傾倒するのではなく、遊びの部分（ゆとり）を持つことが大切であるという人生観も反映されています。

これまで当法人は『誰もが安心して年を取れる社会づくりに貢献する』を経営理念とし、また、『ご利用者様のお気持ちを最優先に』をサービスの基本理念に据え、介護現場においては、職員皆で愚直に『笑顔・思いやり・気づき』の介護の実践に取り組んできました。

高齢福祉分野を中心に歩み、地道に地域の信頼を積み重ねて参りましたが、少子高齢化の進行と福祉ニーズの多様化・複雑化の中にあって、地域において我々の果たすべき役割も奥行きと広がりを持ったものへと進化させていかなければと感じています。

今後ますます社会のセーフティーネットとしての機能を発揮し、福祉分野における事業領域の拡大にも積極果敢に取り組んで参る所存ですので、引き続きご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

理事長　水野 飛鳥